「御礼」の読み方は「おれい」「おんれい」どっち?意味やお礼との違い・使い方を解説

言葉・表現

「御礼」の読み方は「おれい」「おんれい」どっち?意味やお礼との違い・使い方を解説

メールや手紙を書いているときに、

「『御礼』って、おれいと読むの?おんれい?」

「『お礼』と『御礼』は何が違うの?」

「仕事のメールでは、どちらを使えばいい?」

と迷ったことはありませんか?

 

「御礼」はよく目にする言葉ですが、「満員御礼」のような表現もあるため、読み方に迷いやすい言葉のひとつです。

また、文章を書くときには「お礼」と「御礼」のどちらを選べばよいのか気になることもありますよね。

この記事では、「御礼」の読み方や意味をはじめ、「お礼」との違い、メールや手紙での使い方、よく使われる例文までわかりやすく解説します。

 

  1. 「御礼」の読み方は「おれい」「おんれい」どっち?
    1. 基本の読み方は「おれい」
    2. 「おんれい」と読むこともある?
    3. 「満員御礼」は「まんいんおんれい」と読む
    4. 「ごれい」とは読まない?
  2. 「御礼」の意味とは?
    1. 「御礼」は感謝の気持ちを表す言葉
    2. 「御」が付いても基本的な意味は「お礼」と同じ
    3. 「御礼」は感謝の言葉だけでなく品物などを指すこともある
  3. 「お礼」と「御礼」の違いは?
    1. 「お礼」は日常的な文章でも使いやすい
    2. 「御礼」は改まった文章で使われることがある
    3. メールや手紙では「お礼」「御礼」どちらを使う?
    4. 文章の中では表記をそろえる
  4. 「御礼」の使い方と例文
    1. 「御礼申し上げます」の使い方
    2. 「心より御礼申し上げます」の使い方
    3. 「厚く御礼申し上げます」の使い方
    4. 「重ねて御礼申し上げます」の使い方
    5. 「改めて御礼申し上げます」の使い方
  5. メールや手紙で「御礼」を使う方法
    1. メールの件名で「御礼」は使える?
    2. メールの書き出しで使える御礼の表現
    3. メールの結びで使える御礼の表現
    4. 「取り急ぎ御礼まで」は目上の人にも使える?
    5. 御礼状では「お礼」「御礼」どちらを使う?
  6. 「御礼」と書くときに間違えやすいポイント
    1. 「御礼申し上げます」と「お礼申し上げます」はどちらも使える?
    2. 「御礼を申し上げます」の「を」は必要?
    3. 「御礼させていただきます」は自然?
    4. 「御礼申しあげます」と「御礼申し上げます」の違い
  7. 「御礼」と「謝礼」の違い
    1. 「御礼」は感謝を表す言葉
    2. 「謝礼」は金品を指す場合がある
    3. 「御礼の品」と「謝礼」はどう使い分ける?
  8. 「御礼」の言い換え表現
    1. やわらかく伝えるなら「ありがとうございます」
    2. 改まった場面では「感謝申し上げます」
    3. 「感謝の意を表します」が適する場面
    4. 相手や文章に合わせた言い換え方
  9. 「御礼」に関するよくある質問
    1. 「御礼」はひらがなで書いてもいい?
    2. 「御礼」は「おんれい」と入力しても変換できるのはなぜ?
    3. 目上の人には「お礼」と「御礼」どちらを使う?
    4. 「御礼申し上げます」は二重敬語?
    5. 「お礼の品」と「御礼の品」はどちらが正しい?
  10. まとめ|「御礼」の読み方と使い方を確認しよう

「御礼」の読み方は「おれい」「おんれい」どっち?

「御礼」は、一般的には「おれい」と読みます。

ただし、「満員御礼」などでは「おんれい」と読むことがあるため、「どちらが正しいの?」と迷ってしまうことがあります。

まずは、読み方について整理してみましょう。

基本の読み方は「おれい」

「御礼」の基本的な読み方は「おれい」です。

たとえば、仕事のメールなどで、

「先日はありがとうございました。改めて御礼申し上げます」

と書かれている場合の「御礼」は、「おれい」と読みます。

普段使っている「お礼」を、漢字で「御礼」と表記していると考えるとわかりやすいでしょう。

「おんれい」と読むこともある?

「御礼」は基本的には「おれい」と読みますが、「御」を「おん」と読む表現もあります。

そのため、「おんれい」という読み方を耳にすることがあります。

ただし、普段の会話やメールなどで「御礼」と書かれている場合は、まず「おれい」と考えてよいでしょう。

「満員御礼」は「まんいんおんれい」と読む

「おんれい」という読み方でよく知られているのが、「満員御礼(まんいんおんれい)」です。

相撲やイベントなどで、会場が満員になったことへの感謝を表す言葉として使われます。

「御礼」だけで使う場合と、「満員御礼」のように決まった言葉の中で使う場合とでは、読み方が異なることがあると覚えておくとわかりやすいですね。

「ごれい」とは読まない?

「御」は「ご」と読むことも多いため、「御礼」を「ごれい」と読みたくなるかもしれません。

しかし、一般的な「御礼」の読み方は「おれい」です。

「御案内(ごあんない)」「御連絡(ごれんらく)」などとは読み方が異なるので、注意しましょう。

 

「御礼」の意味とは?

読み方がわかったところで、「御礼」がどのような意味で使われる言葉なのかも確認しておきましょう。

「御礼」は感謝の気持ちを表す言葉

「御礼」は、相手から何かをしてもらったときに、感謝の気持ちを表す言葉です。

たとえば、仕事を手伝ってもらったときや、贈り物をいただいたときなどに使います。

「昨日のお礼を伝える」

「ご協力いただいた皆さまに御礼申し上げます」

などのように使われます。

「御」が付いても基本的な意味は「お礼」と同じ

「お礼」と「御礼」は、基本的に同じ言葉です。

「御礼」は「お礼」の「お」を漢字の「御」で表したものと考えるとわかりやすいでしょう。

そのため、「御礼」だから特別に別の意味になるわけではありません。

ただし、漢字で「御礼」と書くと、文章によっては少し改まった印象になります。

「御礼」は感謝の言葉だけでなく品物などを指すこともある

「御礼」は、感謝の気持ちそのものだけでなく、感謝を伝えるために渡す品物などを指して使われることもあります。

たとえば、

「お世話になった方へ御礼の品を渡す」

といった使い方です。

前後の文章から、「感謝の気持ち」を指しているのか、「感謝を表すための品」を指しているのかを判断するとよいでしょう。

 

「お礼」と「御礼」の違いは?

「お礼」と「御礼」は意味そのものに大きな違いはありません。

迷いやすいのは、文章を書くときにどちらを選ぶかです。

「お礼」は日常的な文章でも使いやすい

ひらがなを含む「お礼」は、やわらかく読みやすい印象があります。

メールやメッセージなど、普段の文章にも自然になじみます。

たとえば、

「先日のお礼をお伝えしたく、ご連絡しました」

という文章なら、かたくなりすぎず自然です。

「御礼」は改まった文章で使われることがある

「御礼」は、ビジネス文書や案内文など、少し改まった文章で見かけることがあります。

「皆さまのご協力に、厚く御礼申し上げます」

のような表現です。

漢字が続くため、「お礼」よりも少しかしこまった見た目になります。

メールや手紙では「お礼」「御礼」どちらを使う?

メールや手紙では、文章全体の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。

やわらかく読みやすくしたい場合は「お礼」、改まった文章では「御礼」が使われることがあります。

どちらか一方だけが正しく、もう一方が間違いというわけではありません。

文章の中では表記をそろえる

同じ文章の中で「お礼」と「御礼」が何度も出てくる場合は、表記をある程度そろえておくと読みやすくなります。

最初に「御礼」と書いたのに、途中から「お礼」に変わっていると、読んだときに少しちぐはぐに感じることがあります。

文章を書き終えたあとに、表記がそろっているか確認してみると安心です。

 

「御礼」の使い方と例文

「御礼」は、ほかの言葉と組み合わせて使われることが多い言葉です。

よく使われる表現を知っておくと、メールや手紙を書くときにも迷いにくくなります。

「御礼申し上げます」の使い方

「御礼申し上げます」は、相手に感謝を伝える改まった表現です。

例文:
「このたびはご協力いただき、御礼申し上げます。」

仕事のメールや挨拶文など、丁寧に感謝を伝えたい場面で使いやすい表現です。

「心より御礼申し上げます」の使い方

より丁寧に感謝を伝えたいときには、「心より御礼申し上げます」という表現があります。

例文:
「皆さまから温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。」

通常の「ありがとうございます」よりも改まった印象になります。

「厚く御礼申し上げます」の使い方

「厚く御礼申し上げます」も、深い感謝を丁寧に伝えるときに使われます。

例文:
「日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。」

企業からのお知らせや挨拶文などでも見かける表現です。

「重ねて御礼申し上げます」の使い方

すでに一度感謝を伝えたあと、もう一度感謝を伝えたいときには「重ねて御礼申し上げます」が使えます。

例文:
「お忙しい中ご対応いただき、重ねて御礼申し上げます。」

ひとつのメールの中で複数のことに感謝したい場合にも便利です。

「改めて御礼申し上げます」の使い方

以前にも感謝を伝えているものの、もう一度きちんと伝えたい場合には「改めて御礼申し上げます」が使えます。

例文:
「先日はお時間をいただき、改めて御礼申し上げます。」

後日送るお礼メールなどにも使いやすいでしょう。

 

メールや手紙で「御礼」を使う方法

「御礼」の意味がわかっていても、実際にメールを書くとなると迷うことがありますよね。

件名・書き出し・結びに分けて見てみましょう。

メールの件名で「御礼」は使える?

メールの件名にも「御礼」は使えます。

たとえば、

「打ち合わせの御礼」
「ご来訪の御礼」
「資料送付の御礼」

などです。

件名を見ただけで用件がわかるように、「何についてのお礼なのか」まで入れると伝わりやすくなります。

メールの書き出しで使える御礼の表現

メールの冒頭では、次のような書き方ができます。

「先日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。」

「先日はご対応いただき、心より御礼申し上げます。」

最初から難しい表現を使う必要はありません。相手との関係やメールの内容に合わせて選びましょう。

メールの結びで使える御礼の表現

メールの最後でも、感謝をもう一度伝えることができます。

「このたびはご対応いただき、誠にありがとうございました。」

「改めまして、心より御礼申し上げます。」

同じ表現を何度も繰り返すより、文章全体を見ながら自然な言葉を選ぶと読みやすくなります。

「取り急ぎ御礼まで」は目上の人にも使える?

「取り急ぎ御礼まで」は、まずは早くお礼を伝えたいときに使われる簡潔な表現です。

ただし、「〜まで」で文章を終えるため、相手や場面によっては少し簡略な印象を与えることがあります。

目上の人や取引先などに丁寧に伝えたい場合は、

「まずはメールにて御礼申し上げます。」

など、文章として最後まで整えると使いやすいでしょう。

御礼状では「お礼」「御礼」どちらを使う?

御礼状では「御礼」という表記が使われることがありますが、文章のすべてを漢字にする必要はありません。

読みやすさを考えて「お礼」と書くこともできます。

大切なのは、相手や文章の雰囲気に合った表記を選ぶことです。

 

「御礼」と書くときに間違えやすいポイント

ここからは、「御礼」を使った文章を書くときに迷いやすい表現を見ていきましょう。

「御礼申し上げます」と「お礼申し上げます」はどちらも使える?

「御礼申し上げます」と「お礼申し上げます」は、どちらも使われる表現です。

意味も大きく変わりません。

漢字の「御礼」はやや改まった見た目になり、「お礼」はやわらかく読みやすい印象になります。

「御礼を申し上げます」の「を」は必要?

「御礼申し上げます」と「御礼を申し上げます」は、どちらも見かける表現です。

「申し上げる」には「言う」の謙譲表現としての使い方だけでなく、「お〜申し上げる」の形で相手への行為をへりくだって表す使い方があります。

そのため、「御礼申し上げます」という形でも使うことができます。

「御礼させていただきます」は自然?

感謝を伝える場合は、「御礼申し上げます」「お礼を申し上げます」などの表現にすると、意味がすっきり伝わります。

「させていただきます」は便利な表現ですが、何にでも付ければ丁寧になるわけではありません。

迷ったときは、シンプルに「御礼申し上げます」とすると使いやすいでしょう。

「御礼申しあげます」と「御礼申し上げます」の違い

「申しあげます」と「申し上げます」は、どちらの表記も見かけます。

一般的な文章では「申し上げます」と漢字で書くことが多いですが、文章をやわらかく見せるために一部をひらがなにする場合もあります。

同じ文書の中で表記がばらばらにならないようにすると、読みやすくなります。

 

「御礼」と「謝礼」の違い

「御礼」と似た言葉に「謝礼」があります。

どちらも感謝に関係する言葉ですが、使われ方には違いがあります。

「御礼」は感謝を表す言葉

「御礼」は、相手への感謝を表す幅広い言葉です。

言葉で感謝を伝える場合にも、品物を渡す場合にも使われます。

「謝礼」は金品を指す場合がある

「謝礼」は、何かをしてもらったことへの感謝として渡す金銭や品物を指して使われることがあります。

たとえば、講師をお願いした方への謝礼などです。

単純に「ありがとう」と伝える場面では、「御礼」「お礼」のほうが自然なことが多いでしょう。

「御礼の品」と「謝礼」はどう使い分ける?

「御礼の品」は、感謝の気持ちとして贈る品物を幅広く表せます。

一方の「謝礼」は、依頼したことや協力してもらったことに対して渡す金品を指す場合によく使われます。

ちょっとした贈り物なら「お礼の品」、仕事や依頼に対する金銭などであれば「謝礼」というように、場面に合わせて考えるとわかりやすいでしょう。

 

「御礼」の言い換え表現

「御礼申し上げます」ばかり使っていると、文章が少しかたく感じることがあります。

相手や場面に合わせて、別の表現に言い換えることもできます。

やわらかく伝えるなら「ありがとうございます」

日常的なメールや親しい相手には、「ありがとうございます」が自然です。

無理に「御礼」という言葉を使わなくても、十分丁寧に感謝を伝えられます。

改まった場面では「感謝申し上げます」

ビジネスなどの改まった場面では、「感謝申し上げます」という表現もあります。

例文:
「日頃よりご支援いただき、深く感謝申し上げます。」

「御礼申し上げます」と表現が重なるときの言い換えにも使えます。

「感謝の意を表します」が適する場面

「感謝の意を表します」は、挨拶文や公式な文章などで使われることがあります。

日常のメールでは少しかしこまった印象になるため、文章の種類に合わせて使うとよいでしょう。

相手や文章に合わせた言い換え方

感謝を伝える表現には、ひとつだけの正解があるわけではありません。

日常的なやり取りなら「ありがとうございます」、丁寧なメールなら「御礼申し上げます」など、相手や場面に合わせて選ぶと自然です。

 

「御礼」に関するよくある質問

「御礼」はひらがなで書いてもいい?

「御礼」を「お礼」と書いても問題ありません。

むしろ、一般的な文章では「お礼」のほうがやわらかく読みやすいこともあります。

「御礼」は「おんれい」と入力しても変換できるのはなぜ?

「御」には「おん」という読み方があり、「満員御礼(まんいんおんれい)」のように「おんれい」と読む表現もあります。

そのため、入力したときに「御礼」と変換されることがあります。

変換できるからといって、すべての「御礼」を「おんれい」と読むわけではない点に注意しましょう。

目上の人には「お礼」と「御礼」どちらを使う?

目上の人だから必ず「御礼」にしなければならない、というわけではありません。

「お礼申し上げます」のように書いても丁寧に伝えられます。

相手との関係だけでなく、文章全体の雰囲気や読みやすさも考えて選びましょう。

「御礼申し上げます」は二重敬語?

「御礼申し上げます」は、ビジネス文書や挨拶文などでも使われる表現です。

「御」と「申し上げます」があるからといって、単純に「敬語が2つある=誤った二重敬語」と考える必要はありません。

丁寧に感謝を伝える表現として使うことができます。

「お礼の品」と「御礼の品」はどちらが正しい?

どちらの表記も使われます。

やわらかく読みやすくしたい場合は「お礼の品」、改まった文章では「御礼の品」とすることがあります。

文章全体とのバランスを見て選ぶとよいでしょう。

 

まとめ|「御礼」の読み方と使い方を確認しよう

「御礼」は、一般的には「おれい」と読み、相手への感謝を表す言葉です。

「お礼」と「御礼」は基本的な意味は同じですが、「お礼」はやわらかく読みやすく、「御礼」は改まった文章で使われることがあります。

また、「満員御礼」のように「おんれい」と読む決まった表現があることも覚えておくとよいでしょう。

メールや手紙で使う場合は、「御礼申し上げます」「心より御礼申し上げます」など、相手や場面に合わせて表現を選ぶことができます。

「お礼と御礼、どちらにしよう?」と迷ったときは、文章全体の雰囲気や読みやすさを見ながら選んでみてくださいね。

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